【健康】我々は何時間眠るべきか
7時間は寝よう
どうも、最近ワンピースに再びハマり、睡眠不足のまる(@marunoblog8888)です。
本日は睡眠時間に関するお話。
健康のためには、「食事」「運動」「睡眠」が重要なことは周知の事実かと思う。
今回は睡眠に関して考えてみたい。
それぞれの体質や生活にあった時間があると思うが、ここでは参考程度にいくつかの研究をお示しできればと思う。
結論
押さえておきたいポイントは、大きくは以下の2つ。
- 最低でも7時間の睡眠時間を推奨
- 睡眠不足は病気になりやすい
それぞれ解説していきます。
最低でも7時間の睡眠時間を推奨
OECD(経済協力開発機構)が行った調査によると、日本人の平均睡眠時間は7時間22分で、加盟国のうちでは最も短かった。
同調査によると、成人の約4割が6時間未満しか眠れてないとのこと。
米国立睡眠財団は、以下の睡眠時間を推奨している。
- 18〜64歳:7〜9時間
- 65歳〜:7〜8時間
ここで一つ、睡眠時間と死亡リスクに関する研究を紹介する。
米国で30〜102歳までの約110万人を対象にした疫学調査(1)。
この調査によると、最も死亡率が低かったのは男女ともに7時間睡眠となった。
こういった研究を根拠にして最低は7時間寝ましょうねと推奨されているのだろう。
また、日本を含めたアジア圏で行われた睡眠研究においても、男女ともに7時間程度の睡眠が死亡率が低くなるという結果が出ている(2)。
そんで、睡眠時間が長くても死亡率が高くなってるのでは?との疑問も浮かぶ
しかしこれは因果関係が逆で、死亡リスクが上がるような状態、例えば何らかの病気にかかっているなどの状況から睡眠時間が長くなっていると考えられている
とにかく、可能な限り長く寝ることが重要
人は必要以上には寝れないらしいから、とにかく寝れるだけ寝よう
睡眠不足は病気になりやすい
睡眠不足はさまざまな病気を引き起こすことが知られている。
生活習慣病のリスクが上がる
睡眠時間が7時間以下の人は、7時間以上の人と比べて
- BMI
- 血圧
- 総コレステロール値
が高い状態となり、
- 善玉コレステロール値
は低い状態とる。
肥満、高血圧、脂質異常症などの生活習慣病の発生リスクと関係しているため、注意が必要だ。
糖尿病のリスクが上がる
ある研究では、睡眠時間が6時間以下の人は、7〜8時間の人と比較して1.6〜2.5倍多く糖尿病を発症していたらしい。
また、1日の睡眠不足でもインスリンの効き目があるくなる可能性がある(3)。
たった1日とて侮れないわけだ。
認知症になりやすい
慢性的な睡眠不足は認知症の発症リスクを増加させる。
睡眠時間が5〜7時間の人と比較して、5時間以下の人では発症リスクは2.64倍、10時間以上の人は2.23倍となる(4)。
睡眠時間が短いと
- 肥満、高血圧、脂質異常症などの生活習慣病
- 糖尿病
- 認知症
などになりやすくなる
まとめ
- 7時間くらいの睡眠時間が最も死亡率いが低い
- 十分に睡眠時間を確保することで病気になりにくくなる
睡眠時間が短いと、明らかに日中のパフォーマンスが下がるのを感じる。
病気にもなりやくなってしまうということなので、睡眠時間の確保を最優先として生活を設計していきたいところ。
世の中にはショートスリーパーやロングスリーパーの人もいるらしいので、そこは個別で調整していただきたい。
最も体調の良い睡眠時間を見つけていこう。
ではまた。